代表あいさつ

海苔は古くから、貴重な営業源として、備蓄食として、
更には嗜好品として日本人の食生活に欠かせないものでした。

加工法にも歴史がありますが、現在の乾海苔は、約300年前に和紙の製法を応用して作られ、以来今日にいたるまでその形状は変わりません。
食し方も、巻く、載せる、挟む等と慣れ親しんだ場面でしかありません。

かつては年間生産量100億枚に達した時期もありましたが、
現在は温暖化の影響及び生産者の減少により50億枚を下回るほどまでに減少しております。

このような時代に弊社では、現在の立ち位置をもっと生産者側に寄り添い、
共に魅力ある業界に復活させるため、生産者のこだわりや思いを消費者に発信してまいりたいと思っております。

海苔にこだわり（色・味・香り）を持たない多くの方々に気軽に海苔本来の風味を味わっていただきたい。
そして従来の美味しい海苔に目を向けていただきたい。
そんな願いをこめて、従業員全員一丸となって取り組んでおります。

明治45年創業以来、信用を守り続けた誇りを胸に、柔軟な発想力と確かな技術で
これからも飯塚海苔店は、海苔の新たな未来を開拓し続けます。

飯塚海苔店
代表取締役 飯塚 真一